こんにちは。今回はKolbe & Kolbe(コルベ)社製のダブルハングウィンドウ(上げ下げ窓)の修理事例をご紹介します。
目次
◆ ご相談内容:窓がうまく開閉できない
今回ご依頼いただいたのは、築15年以上経つ輸入住宅。窓の開け閉めがスムーズにできず、「下の窓はとても重く、上の窓は鍵をかけないと落ちてくる」とのご相談でした。
現地調査をしてみると、問題はジャムライナー(窓枠内側の可動部品)にありました。経年劣化で割れが生じ、窓の開閉を補助するバランサーが切れており、窓の保持やスムーズな動作に支障が出ていたのです。

◆ 今回の修理内容:ジャムライナーの交換
今回はKolbe社純正のジャムライナーの在庫が無く、互換性のある他社製ジャムライナーを代用することで、迅速で確実な修理を実現しました。これはお客様にとっても大きなメリットとなりました。
作業の流れ:
古いジャムライナーの取り外し

窓サッシを外して既存のジャムライナーを撤去。劣化により割れや変形していた箇所も確認できました。
新しいジャムライナーの設置
ジャムライナーとバランサーを取り付け、サッシを復旧。スムーズな開閉とバランス機構の正常動作を確認しました。

◆ まとめ:輸入住宅窓の修理は“柔軟な判断力”がカギ
Kolbe社のような輸入窓メーカーの部品は、国内での流通が限られているため、トラブル時にすぐに対応できる業者は少数です。
当社では、状況に応じて代替部品を使った対応も行っており、迅速な復旧を可能にしています。
輸入住宅のトラブルに関するお困りごとは、お気軽にご相談ください。