今回は、輸入住宅に設置されていたCarrier(キャリア)製の全館空調を入替えた事例をご紹介します。
実はこのお客様、2年間も扇風機でしのいでいたという、なかなかガマン強いご家庭でした…。
故障から2年…「今年こそは」と決意されたお客様
お住まいは、築20年以上の輸入住宅。
当時、知り合いの方を通じてアメリカから建材を一式並行輸入して現在の家を建てられたそうです。
家の断熱性はしっかりしているのですが、全館空調が2年前に故障。
「とりあえず夏は扇風機で」「冬は何とかなる」と、そのまま使わずに過ごされていました。

ですが年々、夏の暑さも冬の寒さも厳しくなり、
「さすがにもう限界」と、ついに入替えのご相談をいただきました。
設置されていたのは、Carrier(キャリア)というアメリカのメーカー製の全館空調。
当時の輸入住宅ではよく使われていた機種で、性能自体は悪くなかったのですが——

- 設置から20年以上経過
- 製造終了モデルのため部品供給が終了
- 修理出来たとしても電気効率が悪く、電気代が高い
と、まさに「交換のタイミングとしては限界ライン」でした。
新しい空調で、静か・快適・省エネな暮らしに!
今回もそうですが、入れ替えるのは室外機、室内機、リモコンで日本製の空調機を使い、ダクトや吹き出し口はそのまま再利用します。
当時の機械とは違い本体はコンパクトになり、室外機の音もかなり静かになります。
さらに、消費電力も少なく、光熱費もかなり変わってきます。
真夏のフル稼働の時期は1か月あたり2~3万円節約出来る事も普通にあります。

全館空調の最大の弱点は、壊れたときの影響範囲の広さ。
全館空調は1つの機械で家全体を管理しているため、システムが停止するとすべての部屋が一気に暑く(または寒く)なってしまいます。個別エアコンのように「とりあえずこの部屋だけ冷やす」といった融通が利かないのです。
特に夏場は要注意。
突然の故障で冷房が止まると、室温が一気に上がり、体調を崩すリスクも。修理までの間、家中どこにいても暑い…という状況になりかねません。
「まだ動くし、何とか使えるから…」と放置している方も多いですが、
実は“我慢するコスト”が一番大きいのかもしれません。
光熱費が気になる方、夏を快適に過ごしたい方は、今のうちにご相談ください。
現地調査・お見積りはもちろん無料です!
