輸入住宅の玄関ドア塗装リフォーム事例|奈良での施工例をご紹介

玄関ドアはその家の第一印象を決める大切な要素です。特に木製の玄関ドアは風合いがあり、おしゃれな雰囲気を演出してくれる一方で、紫外線や雨風にさらされることで、時間と共に塗膜が劣化しやすいという特徴もあります。今回は奈良県の輸入住宅にて行った、玄関ドアの塗装リフォーム事例をご紹介します。塗膜の劣化や色あせといったトラブルにお悩みのお客様からご相談をいただき、塗りつぶし仕上げとキックプレートの取付けを行いました。施工前の課題から、塗装方法の選定、そして仕上がりまで、わかりやすくご紹介いたします。輸入住宅の玄関ドアでお困りの方に、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

目次

工事前の状況:塗膜の剥離と色あせが進行

今回ご依頼いただいたのは、奈良県にお住まいの輸入住宅のオーナー様です。玄関ドアは木製で、オイルステインによる着色とウレタン仕上げがされていました。しかし、築年数の経過とともに以下のような問題が発生していました。

  • 塗膜の剥離
  • 色あせ
  • 表面のカサツキや劣化

また、ドア上には1.5m程の庇が設置されているものの、風の通り道に位置しており、雨が斜めに吹き込むことが頻繁にありました。そのため、玄関ドアが濡れることが多く、さらに紫外線の影響を強く受ける立地条件も相まって、塗膜の劣化が早まっていたのです。これにより見た目だけでなく、木部自体の耐久性にも影響が出ていました

玄関ドア塗膜劣化
塗膜の剥離

原因と課題の整理

劣化の主な原因としては、自然環境による影響が大きく関係しています。まず第一に、雨の吹き込みによる水分の侵入があります。庇があるにもかかわらず、風の強い日には雨が直接ドアに当たってしまい、塗膜の下に水分が入り込んでしまいドア本体の劣化を進行させます。次に、紫外線による塗膜への影響。日当たりが良い立地は、紫外線のダメージを受けやすく、塗装の寿命を縮めてしまいます。さらに、日々の生活の中で定期的なメンテナンスを行うことが難しく、経年劣化が進行していたのが現状です。

今回の工事内容:ペンキ仕上げ+キックプレート取付

ペンキによる塗りつぶし仕上げ

今回は、玄関ドアの雰囲気を一新する事とドア本体に既に傷みがではじめている事から、“ペンキによる塗りつぶし仕上げ”となりました。これまでのオイルステイン仕上げでは木目を生かしたナチュラルな印象でしたが、今回はあえて木目を隠すペンキ仕上げに変更することで、これまでの印象と違った外観に変わりました。

塗りつぶし仕上げは、外壁や玄関まわりのカラーと調和させることで、住宅全体のデザイン性を高める効果も期待できます。色の選定では、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、建物の雰囲気に合った落ち着いたカラーを採用しました。

施工では、まず劣化した塗膜を丁寧に剥離し、表面をなめらかに整えた上で、下塗り・中塗り・上塗りの工程をしっかりと踏み、美しい仕上がりを目指しました。仕上がり後は、以前の風合いとは違った新鮮さがあり、よりスタイリッシュな印象を与える玄関へと生まれ変わりました。

塗装_下塗り
塗装_中塗り

キックプレートの取付け

玄関ドアの下部は、靴のつま先が当たったり、雨の日に水がはねたりすることで、傷みやすい部分です。そのため、今回は見た目と機能性を両立させるために、真鍮製のキックプレートを取り付けました。キックプレートは玄関ドアの保護部材としてだけでなく、装飾的な役割も果たし、ドア全体のデザインにアクセントを加えます。また、真鍮の落ち着いた光沢が高級感を演出し、輸入住宅の雰囲気にもよく馴染みます。取り付けは、ドアの下端に正確に位置合わせを行い、丁寧に固定しました。今後はドア下部の傷みを防ぎつつ、日常の使い勝手も向上しました。

キックプレート取付て完成した玄関ドア

輸入住宅のドア塗装でお困りの方へ

木製のドアは特に、季節の変化や紫外線、雨風の影響を受けやすいため、定期的なメンテナンスが必要になります。ですが、きちんとケアをすれば、長く美しさを保ち続けることができます。

今回の事例のように、塗装方法を変えるだけでも見た目の印象がガラリと変わり、住まいの魅力がさらに引き立ちます。もし玄関ドアについて少しでも気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。私たちが丁寧にヒアリングし、住まいにぴったりのご提案をさせていただきます。

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